エリアマネージャーの仕事は「環境づくり」です。そのために朝一番に店の様子を確認したり、お客様目線で試食したり、できることはなんでもします。でも、手は出しすぎない。主役はあくまで店長をはじめとするスタッフ。快適な環境のもと、それぞれが個性を発揮して力を出し切れた時、お客様に満足いただけるお店になると考えています。
店長時代は、スタッフの仕事ができているか、楽しんでいるかが気になりました。でも今は、その人がどう成長したいのか、どんなキャリアを積みたいのかを意識しています。そのために心がけているのが話を聞くこと。将来の夢や頑張り方も、今は人それぞれ。その力をどう組み合わせてまとめていくか。飲食は人で成り立っている事業であることを改めて感じます。
コロナを経て、会社の成長欲が高まり、自分もその一員であるという自覚があります。事業が拡大すれば新たなポジションもでき、チャレンジの機会も増えてくるでしょう。そこで思い出すのは、守りに入ったゆえの"失敗”に対して、「躊躇させてすまない」と上司に謝らせてしまった苦い記憶。二度とそんなことのないよう、攻めの姿勢で取り組んでいきます。